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天鳳名人戦第四節観戦記

2011年09月26日 11:44

※ 長いです。あと、かなり煽ってます。



第四節開始前のポイント。


asapin point


せんどう


とりあえず足切りは逃れたいASAPIN。6位までは140pt差。
まだ8戦もあるのだ。急激なシフトチェンジが必要な状況ではあるまい。
しかし、昨日僕が見た天鳳位の麻雀は、得点差の重圧に怯え、神風という免罪符で無謀な突撃を繰り返した何のメッセージ性もない残念な代物だった。



26-1.jpg

ダブ東のトイツ落としだ。9割以上テンパイしている上家の動向も鑑みれば、状況は煮詰まりすぎている。
いや、それでもこの四索切りだけならまだ得点差を言い訳にできなくもない。


26-2.jpg


この二枚目の四索明確にやりすぎだ
この四索を通したあとにマンズを勝負するというのか。あまりにもリスキーだ。


26-3.jpg

ここはピンズを払う局面だ。ドラなど関係ない。
どうにも一貫性がないように思える。一貫性というのは、世間の雀荘で使われるような生温い意味ではなく、自分の置かれた得点状況についての分析だ。
自分が今どのような立場にいるのか、そして何をすべきか、ということをわかっていない。
12000の手傷を負って考えるべきことは、とにかく多井プロより着順を上げることであって、トップ目との24000点差を逆転することではない。
劣勢時に考えるべきことは、夢を見ることではなく、まずは借金を返すことだ。
この「対多井」の構図は、天鳳のラス回避と似ている。その天鳳で頂点まで上り詰めた者が、なぜ得点差の重圧に押しつぶされて即興で考えた頭でっかちのトップ取り麻雀をする必要があるのか。


26-4.jpg

マンズの下を引くだけで最大6翻変わるこの手。
一通に絞って受け入れマックス、というのはわかる。しかし、多井プロの親を流したいからスピード重視とは考えていなかっただろう。そこに問題がある。
ASAPINは、方針なき着手が許されるレベルの打ち手ではない。

いや、少々語弊があった。
方針なき着手を繰り返して到達する次元の成績ではない、としておこう。
この手拍子に思えるソウズ払いに現在の彼の迷走ぶりが垣間見えると僕は思う。

26-5.jpg

これも鉄板でポンだ。
この手を頑張ってメンゼンで仕上げようとすることの愚かしさは、僕に言われるまでもなくASAPIN自身も重々承知しているだろう。
しかし、残ったのはスルーしたという結果だけだ。愚かしい行為は牌譜として永久に残ってしまう。残酷なものである。


26-7.jpg

この局面のテーマは「飛ばないこと」だ。
配牌降りだったら方針は間違っていない。しかし、僕には安易に国士に行ったようにしか見えない。
本人に聞いてみるのが一番手っ取り早いのだが、聞かずにあれこれ想像してみるのもまた楽しいものだ。

26-8.jpg

実は、別卓のマーク2さんも同じような局面があった。
役牌がドラのときの仕掛け方。このメンツなら少々不利だと思う。
ましてやASAPINのポイント状況なら誰も見向きもしないだろう。
落ちた犬を叩くのがこのゲームの常識だ。
ラス目が仕掛けても苦しい、というのはASAPINも数千戦の天鳳段位戦で嫌というほど思い知っているはずだ。
体に染み付いた打ち方が結局最強で、応用もきく。


26-9.jpg

僕ならとりあえず八筒を切る。
この打牌を「顔を上げるのが早い」と書くべきか。



26-10.jpg

これも何か釈然としない。
打点上昇したから何だというのだ。ここで第一に考えるべきは緊急回避だ。
二枚切れのカンチャンでのんびりとじゃんけんする局面ではない。

26-11.jpg

手拍子にも程がある
どう考えてもとりあえず七索単騎だ。集中力を欠いているのがわかる。
嘘。もっと前からわかってたけど。

26-12.jpg

なんというか、まあ・・
とりあえず小林までの点差を縮めるため、普通にテンパイに向かうのが一番いいと思うのだが・・まあ・・

26-13.jpg

この日の駄目さが全て凝縮されたと言ってもいい六萬切り。これ段位戦じゃねーから!
この局面で誰が役牌を下ろしてくるというのか。自分の手が本当に追いつけると思っているのか。
僕なら西を切る。そして、このあとの6000オールは僕にはあがれないだろう。

その18000点差が僕とASAPINの実力差なのか、と言われたらちょっと考えてしまう。そうじゃないと思いたいけど、実はそんなものなのかもしれない。
でも、ASAPINの凄みって、鳳南をある程度打った人じゃないとわからないと思う
福地先生もよくわかってないだろうし、他のプロは何をかいわんや。
いや、参加者はまだいい。どこの馬の骨かもわからん奴にしたり顔でこの結果から陳腐な分析をされるのはちょっと我慢ならないところがある。



現在のpt状況は、

asapin point2

こんなん。かなりやばい。
そして、奇跡など起きない。
負ければいい。でも、「これぞ天鳳位」という麻雀を見せて負けてほしい。
宝くじなんて買うな。天鳳ではこのような麻雀を打ってきたということを馬鹿共に存分に見せ付けてから負けろ。
大会用の打ち方など糞くらえだ。さすがASAPIN、さすが天鳳位、と一人でも多くの観戦者を唸らせてから負けろ。

負け方を考えられる立場というのも、結構な贅沢だと思う。それを楽しんでも誰も文句は言うまい。
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