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軍団戦

2012年05月06日 05:46

ペチョーリン軍団。

誰が言い出したというわけでもない。気づけば、そこに在った。
梁山泊みたいなもの、といえば聞こえはいいが、僕より強い打ち手は当時もゴマンと存在した。
ただ、居心地は悪くなかった。
何をするわけでもないが、なんとなくつるんでいた。




「日本プロ麻雀大連盟をぶっ潰そう」


ペチョーリンからそんな話を聞かされたのは、ちょうど今の時期だった。
新緑の色増す季節。

当時、大連盟はネット麻雀界で勢力を急激に伸ばしており、
天鳳がネット麻雀界最後の砦として頑なに合併を拒否していたのだが、
大連盟の強引な企業戦略によってあと一歩の状態にまで追い詰められていた。

一発・裏ドラと赤牌を排除したルールで統一されることに僕は嫌悪感を覚えていたが、
趨勢に抗うほどの気概は持ち合わせていなかった。



「面白そうですね。どこから攻めますか?」

揉め事が好きな巷の打ち手さんはニヤッと笑った。
どこから、というのは麻雀の話ではあるまい。


「ややこしいのは嫌ですよ」

ウシジマは面倒くさそうな顔をしている。
この男の判断基準は、面倒か否か、ということに尽きる。


ヒゲさんに至っては何も聞こえていないような顔で携帯をいじっている。
冷徹、というか恒温、といった感じである。


「時間はいつですか」

ちくきくんは穏やかな微笑をたたえている。
無論、負けるわけないでしょう、という絶対的な自信に裏打ちされたものだ。



そして、ペチョーリン軍団は大連盟に戦いを挑み、見事勝利した。

「勝利した・・どうやって?」


その記憶がない。
誰と誰が勝利して、何勝何敗で勝ったのか。
そもそも、どのような取り決めで試合が行われ、どこを着地点にしたのか。

さすがに自分の試合の内容は覚えている。
が、自分以外の軍団員の試合は全く覚えていない。

ペチョーリンとはそれ以来一度も会っていない。
他の軍団員とたまに会っても、その話はしたことがない。

記憶から消し去りたいぐらいの凄惨な出来事だったのか。
印象が薄すぎて忘れてしまっただけなのか。

あるいは。


to be continued・・
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    まとめtyaiました【軍団戦】

    ペチョーリン軍団。誰が言い出したというわけでもない。気づけば、そこに在った。梁山泊みたいなもの、といえば聞こえはいいが、僕より強い打ち手は当時もゴマンと存在した。ただ、居心地は悪くなかった。何をするわけでもないが、なんとなくつるんでいた。「日本プロ麻雀...



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